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仕事の合間にできる体操

足は血流が悪くなりやすい場所

「下肢静脈瘤の治療を受けない」という選択をした方は、自分で簡単にできる体操を毎日続け、症状改善や悪化防止を目指しましょう。仕事の合間など、少しの時間でも体操することは、治療を受けた後でも再発防止にもつながります。足はもともと血流が悪くなりやすい場所ですから、血流を心臓へ戻しやすくする運動は、下肢静脈瘤の症状にお悩みの方だけでなく、どなたにとっても大切です。

特に立ち仕事の方は注意

仕事中は長い間、同じ姿勢を続けることで血流が悪くなりやすく、特に飲食業やスーパーのレジなどの仕事の方はせまいスペースであまり動き回らずに毎日過ごしていますので、足の動きが少ない分だけ血流が悪くなってしまいます。その場所を離れられない仕事をしている方は、立ったままできる簡単で効率的な体操を行い、仕事の合間に筋ポンプ作用を高めましょう。

立ったままできる簡単な体操

1時間ごとに10回くらいずつ、かかとを上げたりおろしたり、つま先立ちの運動を繰り返します。この運動でふくらはぎの筋肉が収縮と弛緩を繰り返し、筋ポンプ作用で血液が押し上げられます。他にも、その場でひざをなるべく高く持ち上げ、大きな足踏みを繰り返す体操もおすすめです。さきほどのつま先立ちとセットで行うと、より効果的です。また、弾性ストッキングを着用した上で体操すると、より血流を改善しますので下肢静脈瘤の症状改善が期待できます。


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