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下肢静脈瘤は二種類

下肢静脈瘤にはさまざまなタイプがありますが、大きく2つに分けられます。静脈がボコボコと盛り上がるタイプは「伏在型静脈瘤」、それ以外は「軽症型静脈瘤」です。「伏在型静脈瘤」は悪化すると足がだる重いなどの症状が出たり、皮膚が茶色になったり湿疹ができたりします。悪化した場合は手術による治療が必要になります。一方、「軽症型静脈瘤」では「くもの巣状静脈瘤」が代表的で、中高年の女性に多く見られます。足の血管がクモの巣のように広がりますが、痛みなどの症状はほとんどありません。「軽症型静脈瘤」が悪化しても「伏在型静脈瘤」にはなりませんが双方が同時に発症する場合もあります。そのため診察では超音波検査を使って「伏在型静脈瘤」があるか調べています。


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