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レーザー治療導入の歩み(続き)

その後、レーザー治療にも使われる特殊な局所麻酔(TLA麻酔)によるストリッピング手術が登場し、ストリッピング手術も日帰りで行えるようになりました。レーザー治療は、日本では2002年頃から始まりましたが、保険が適用されていなかったためあまり普及しませんでした。大きく変わったのは2011年に波長980nmレーザーによる血管内治療が保険適用を受け、それによって、心臓血管外科以外でも、下肢静脈瘤の治療を手掛けるようになりました。2014年に波長1470nmレーザー治療と高周波治療が保険適用され、治療後の痛みも大きく軽減し、多くの医療機関で血管内治療の導入が進みました。


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