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下肢静脈瘤の血管内治療は痛くありません

下肢静脈瘤の血管内治療は痛みが少ないことも特徴です。血管内に管を入れる際や、レーザーで焼く際など、治療中に痛みを感じないよう3つの工夫が施されています。まず、治療前に行う点滴には眠くなる効果がありますので、手術前の緊張感がやわらぎます。次に血管内に細い管を入れるときに、皮膚表面に局所麻酔を行います。麻酔の注射はチクッとする程度です。そして静脈を焼く前には、血管の周囲に薄い麻酔(TLA麻酔)を大量に注入します。注入したところがふくらみ、周囲の動脈や神経などが血管から離れますので、レーザーやラジオ波の熱が血管外の組織に及びにくくなります。また、このTLA麻酔の効果で治療後の痛みも緩和されます。


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