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合併症のリスクが高いと根本的治療は受けられない

下肢静脈瘤自体は、命を脅かすような疾患ではないため、早急に治療をする必要はありません。また、治療によって合併症を起こす可能性がゼロではないため、治療をしたことで深刻な事態にならないよう、根本的治療を行うかどうかは慎重な判断が必要です。それに、体への負担が少ない治療法ではあるものの、まったく負担がないとわけではありません。健康な方は治療をしても何も問題ありませんが、体調不良や服用中の薬の種類によっては、合併症を引き起こす確率が高まることがあります。下肢静脈瘤は、このようなリスクをおかしてまで治療しなければならない病気ではないので、合併症のリスクが高い場合は、下肢静脈瘤の根本的治療は受けられません。


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