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血管内レーザー治療に使われるレーザーについて

現在行われている下肢静脈瘤の血管内レーザー治療は、治療後の痛みや皮下出血がほとんどなく体に負担が少ないことや、日帰り手術が可能など、メリットの多い治療方法です。血管内レーザー治療が始まった2000年ごろは、治療後3~5日経過すると、静脈を焼いた箇所に皮下出血や強い痛み、つっぱり感などが起こるケースがとても多く、問題となっていました。これを改善するために、性能の高いレーザーが次々と開発されました。最初に開発されたのは波長810nmレーザーですが、その後は、波長980nm、1320nm、1470nm、2000nmと新しいレーザーが登場し治療に使われてきました。


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