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TLA麻酔(局所麻酔)とは?

足は普通に動かすことができる下肢静脈瘤のストリッピング手術に使用する局所麻酔(TLA麻酔)とは、どのような麻酔なのでしょうか?歯科で歯を抜く時に歯ぐきに注射するのが局所麻酔ですが、TLA麻酔は濃度が歯科の局所麻酔の10分の1になっています。抜歯直後に歯ぐきがしびれていても、口や顎を動かすことができたご経験がみなさんにもあると思います。同様に下肢静脈瘤のストリッピング手術の場合も、しびれているのは表面だけで足は普通に動かすことができるため、日帰り手術が可能になりました。TLAとは「tumescent(膨潤した、ふくれた)」と「local anesthesia(局所麻酔)」の頭文字をとって省略したもので、TLA麻酔を注射すると皮膚がぼこぼこと盛り上がる様子が由来となっています。


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