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下肢静脈瘤派はなぜ起こる?

みなさんもご存知のように血管には動脈と静脈があり、下肢静脈瘤は文字通り静脈の病気です。心臓から足へ送られた血液を心臓へ戻すことが足の静脈の役割ですが、その際には重力が影響しますので、それに逆らって下から上へ血液を送らなければなりません。静脈の中にはハの字型の弁があり、心臓へ戻す血液の逆流を防ぐ役目をしています。この逆流防止弁とふくらはぎの筋肉のポンプ作用で足の血液は心臓に戻ります。ところが遺伝や妊娠・出産、長時間の立ち仕事によって、この弁が壊れてしまうことがあります。これが下肢静脈瘤の原因となり、血液がたまって静脈がコブのようにふくれてしまいます。また、足にたまった血液は汚れているため、だるさやむくみなどの症状を引き起こすこともあるのです。


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